農林水産省 23年農林水産物・食品輸出 1兆4,547億円で 過去最高

 

 

農林水産省は23年の農林水産物・食品の輸出実績をとりまとめ、輸出額は、過去最高の1兆4,547億円、前年比では2.9%の増加、額では407億円の増加となったと発表した。
 23年は前年と異なりアフターコロナ下で、世界的に外出が増加、飲食する機会が増えるとともに、円安も追い風となり上半期の輸出実績は対前年同期比9.6%増と比較的順調だった。一方、下半期は、ALPS処理水放出に伴い、中国などが輸入を規制したため、中国向けを主体に輸出が大幅に減少した。1年間を通してみると、昨年の水準を若干上回った。品目別の輸出額では、真珠は香港向け、緑茶は欧米向け、ビールは韓国向けが大きく増加した。一方、水産物と日本酒などは中国向けが大きく減少した。国別の輸出額では、下半期に、中国向けが大幅に落ち込む一方、米国向けが高インフレの落ち着きなどによりV字回復した。