米国上位10港の輸入、12月は16.5%減 過去最大の下げを継続

米投資ファンド、Blue Alpha CapitalのMcCown Container Volume Observerによると、昨年12月の米国上位10港のコンテナ輸入量は前年同月比16.5%減の164万9,634TEUで20年6月以来の最低水準に落ち込み、今年7月以降6カ月連続の前年割れで、過去最大の下げとなった11月の16.7%減とほぼ同等の下げ幅を示した。

 このうち西岸揚げが19.1%減の74万4,438TEUで前月の26%減からは縮小したものの5カ月連続2ケタ減、東岸・ガルフ揚げは14.2%減の90万5,196TEUでパンデミック初期以来のマイナスになった前月に引き続き2カ月連続減だった。シェアは西岸が45.1%、東岸・ガルフが54.9%。