Maersk トルコ地震最新状況 同国他港への配送は維持

Maersk(デンマーク)は、6日にトルコ・シリアで発生した地震により、トルコのイスケンデルン港と震源地のパザルジク、カフラマンマラシュ周辺の物流インフラが大きな被害を受け、同港は大きな損傷により荷役が不可能となり、地域でのトラック輸送も完全にストップしていると発表した。
 イスケンデルン港の運営が不可能になったため、イスケンデルン港向け新規ブッキングは受け付けを休止し、イスケンデルン、メルシン向け貨物の行先変更は無料で対応、ブッキングを受け付けている両港向け貨物のキャンセルも手数料なしで対応している。

 また、影響を受けた顧客向けに緊急対応策を策定中で、2月6日~2月20日の期間、影響を受けたコンテナの滞留料はMaerskが負担、既に引き受けている同港向け貨物は2月8日から3週間、新たな目的地への代替配送をするまでは近隣港と接続ハブ港で追加料金なしで保管する。

 イスケンデルン港以外のトルコ港湾向け貨物は、容量の制限を受けているものの、制限の範囲内でどの港へも輸送可能で、再船積み、仕向地変更は無料で対応するとしている。また、貨物がトルコから離れた場所にある場合や、トルコ向けに3週間以上を要する可能性がある場合は、担当者がケースごとに対応し相談に乗るとしている。

 海外メディアによると、コンテナターミナルのヤードに蔵置されていたコンテナが大規模な倒壊を起こし、工業油を梱包していたコンテナが火元になったと見られると報じており、トルコ当局は7日中にイスケンデルン港のターミナ火災が鎮火したとしているが、被害状況に全容確認と復旧の見通しは立っていない。